11月生まれの人の多くは、四柱推命でいう「亥月(がいげつ)」にあたります。ただし11月1日〜7日ごろ(年によって前後)に生まれた方は、節入り前にあたるため、10月生まれと同じ「戌月」扱いになります。
星座は10月24日ごろ〜11月22日ごろが蠍座、11月23日ごろ〜12月21日ごろが射手座です。この境界は他の月に比べて年による変動が小さく、比較的11月22日で安定しています。
月支や星座は生まれ月による大まかな傾向であり、生まれ年によって変わる日柱の干支まで含めると、実際の性格や運勢は一人ひとり違います。月だけで性格を決めつけるものではない、という前提でこの先を読み進めてください。
11月生まれの月支「亥」の傾向
四柱推命では、生まれた年・月・日・時のそれぞれに干支を割り当て、年柱・月柱・日柱・時柱の4本の柱で命式を組み立てます。月柱の十二支の部分が「月支」で、生まれ年に関係なく毎年ほぼ同じ時期に切り替わります。11月生まれの月支は、大半の人が「亥(い)」にあたります。
月支は星座と同じように暦の上の位置(二十四節気)で決まるため、生まれ年による変動がほとんどありません。11月生まれの場合、その節目にあたるのが「立冬(りっとう)」です。立冬は毎年11月7日ごろ(年により7日〜8日)に訪れ、ここから次の節目「大雪(たいせつ、12月7日ごろ)」の前日までが亥月にあたります。
- 五行:水(陰)
- 季節のイメージ:初冬・力を内に蓄える時期
- 対応する時刻帯:21時〜23時ごろ
- 2026年の月柱例:己亥(つちのとい)
11月生まれ全員が亥月というわけではない点にも注意が必要です。立冬を迎える前、つまり11月1日から7日ごろまでの間に生まれた方は、前の節目である「寒露」から続く「戌(いぬ)」月の扱いのままになります。10月生まれの人と同じ月支になる、ということです。
月柱の十干の部分は生まれ年によって変わりますが、月支は毎年ほぼ固定されます。参考までに2026年でみると、立冬(11月7日18時51分)から大雪前日までの月柱は「己亥」でした。年干支と月支の組み合わせ自体は毎年変わっても、亥という月支が続く期間はどの年もほぼ同じです。
五行でみると、亥は「水」の気を持つ十二支とされ、季節でいえば力を表に出さず内側に蓄える初冬にあたります。次の春に向けて静かにエネルギーを溜め込む時期のイメージから、粘り強さや、表には出にくい芯の強さが語られることが多い月支です。あくまで月支ひとつから見た伝統的なイメージであり、実際の性格は命式全体で見る必要があります。
自分がちょうど立冬の前後、11月1日〜8日ごろの生まれで月支がどちらか気になる方は、生まれた時刻まで入力できる四柱推命 命式計算ツールで正確に確認できます。
11月生まれの星座(蠍座・射手座)
11月生まれは、月の前半が蠍座、後半が射手座にまたがります。一般的には10月24日ごろ〜11月22日ごろが蠍座、11月23日ごろ〜12月21日ごろが射手座とされています。
他の月の境界日は年によって前後1日ほど動くことが多いのですが、蠍座から射手座への切り替わりは、実際に太陽の位置を計算してみると、複数年にわたって11月22日で比較的安定しています。とはいえ切り替わる時刻は年によって朝だったり夜だったりと違うため、11月22日生まれの方は生まれた時刻によって星座が変わる可能性がある点は変わりません。
| 星座 | 期間の目安 | 支配星 | エレメント |
|---|---|---|---|
| 蠍座 | 10月24日ごろ〜11月22日ごろ | 冥王星(伝統的には火星) | 水 |
| 射手座 | 11月23日ごろ〜12月21日ごろ | 木星 | 火 |
蠍座は探究心や集中力の高さ、射手座は行動力や自由を求める気質が語られることの多いサインです。どちらも11月生まれの傾向として一括りにはできず、生まれた日によって当てはまるサインが変わります。すでに自分の星座が確定している方は、週間12星座ランキングで今週の位置づけも確認できます。
11月生まれの誕生石・誕生花
誕生石は、日本では一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)が月ごとに定めており、2021年12月20日に63年ぶりの改定が行われました。11月の誕生石は「トパーズ」と「シトリン」です。トパーズは黄色から透明、ピンクまで幅広い色で知られる石、シトリンは黄色から橙色の水晶の一種で、いずれも改定より前から11月の誕生石とされてきました。
誕生花には誕生石のような統一の公的団体はなく、紹介するサイトによって挙げている花が違います。複数のサイトを見比べた結果、11月の誕生花として比較的よく挙げられているのは「シクラメン」(花言葉:愛情・思いやり・内気)と「菊」(花言葉:高貴・高潔)です。これが唯一の正解というわけではなく、サイトによっては別の花を挙げている場合もある点は正直にお伝えしておきます。
- 誕生石:トパーズ(出典:JJA)
- 誕生石:シトリン(出典:JJA)
- 誕生花:シクラメン(花言葉:愛情・思いやり・内気)
- 誕生花:菊(花言葉:高貴・高潔)
誕生石はJJA公式の一覧にもとづいています。誕生花は公的な統一基準がなく、紹介サイトによって選び方が違います。本記事では複数サイトで比較的共通して挙げられていた花を紹介しています。
生まれ年で変わるもの(診断ツール)
ここまで見てきた月支・星座は、あくまで「生まれ月」という切り口だけで見た傾向です。四柱推命では、生まれた日にも干支(日柱)が割り当てられており、これは60日周期で巡るため、同じ11月生まれでも生まれた年によって日柱はまったく違います。性格や運勢を左右する要素として、日柱は月支よりも重視されるのが一般的です。
ここでひとつ、月支と日支を混同しやすいポイントに触れておきます。11月生まれの月支は「亥」ですが、これはあくまで「生まれた月」の干支の話です。一方、60種類ある日柱干支のうち13種類とされる「異常干支」には、亥を含む干支が4つ(乙亥・辛亥・丁亥・己亥)含まれています。
月支の亥と、日柱に亥を含む干支はまったく別のものなので、「11月生まれ=異常干支」というわけではありません。自分の日柱に亥を含む干支があるかどうかは、生まれた日によって決まる別の話です。
下の診断ツールに生年月日を入力すると、日柱の干支・十二運星をもとにした動物タイプ・異常干支に当てはまるかどうか・星座の4つをまとめて確認できます。時刻の入力は不要です。当てはまった方は異常干支の詳しい解説記事で、乙亥・辛亥・丁亥・己亥それぞれの分類もあわせて確認してみてください。
診断結果に表示される動物タイプについて詳しく知りたい方は、動物キャラ診断の解説記事で12タイプそれぞれの傾向を確認できます。
月支の亥と、異常干支に含まれる亥系の干支(乙亥・辛亥・丁亥・己亥)を最初は混同しかけました。「同じ亥だから関係あるのでは」と思ってしまいがちですが、月支は生まれた月、異常干支の判定は生まれた日の干支という、まったく別の物差しだと分かってからは整理して考えられるようになりました。
よくある質問
11月生まれなら月支は「亥」で確定ですか?
いいえ。二十四節気の「立冬」(毎年11月7日ごろ、年により7日〜8日)を迎える前に生まれた方は、前の月支である「戌」のままになります。11月1日〜7日ごろの生まれで正確な月支を知りたい方は、生まれた時刻まで入力できる命式計算ツールで確認することをおすすめします。
11月生まれは異常干支に当てはまりやすいのですか?
いいえ、月支と異常干支の判定は別の物差しです。異常干支は生まれた日の干支(日柱)で判定するもので、亥を含む干支(乙亥・辛亥・丁亥・己亥)が含まれてはいますが、11月生まれだから当てはまりやすいという関係にはありません。日柱は生まれた日によって60通りに決まるため、自分の日柱は診断ツールで確認してみてください。
11月生まれは蠍座と射手座、どちらになりますか?
生まれた日によって違います。目安は11月22日ごろまでが蠍座、11月23日ごろからが射手座です。この境界は他の月に比べると年による日付のずれが小さめですが、切り替わる時刻は年によって違うため、11月22日生まれの方は正確な時刻の確認をおすすめします。
性格や運勢は生まれ月だけで決まりますか?
いいえ、決まりません。四柱推命では生まれた年・月・日・時それぞれに干支があり、性格や運勢はこの4つをあわせて見るのが基本です。月支はそのうちのひとつの切り口にすぎず、日柱や年柱によって傾向は大きく変わります。
他の月生まれもチェック
自分以外の月生まれの傾向が気になる方は、下の一覧から確認できます。
まとめ
11月生まれの多くは月支「亥」にあたり、力を内に蓄える初冬のイメージから粘り強さや芯の強さを語られることの多い月支です。ただし11月1日〜7日ごろの生まれは前月の「戌」扱いになる点、星座も蠍座と射手座の2つにまたがる点は、正直にお伝えしておきたいポイントです。
月支の亥と、異常干支に含まれる亥系の干支はまったく別の物差しである点もあわせて押さえておいてください。月だけで性格を決めつけず、生まれ年で変わる日柱まで含めた診断で、自分自身の傾向をより詳しく確認してみましょう。

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