4月生まれの多くは、四柱推命で生まれ月を表す「月支(げっし)」が「辰(たつ)」にあたります。ただし4月1日から4日ごろに生まれた方は、年によって前の月支「卯(う)」にあたる場合があります。
星座は「牡羊座」と「牡牛座」の2つにまたがり、4月20日ごろを境に切り替わります(境界日は年によって前後1日ほど変動します)。
性格や運勢は生まれ月だけで決まるものではありません。生まれた年によって日柱の干支も変わるため、詳しく知りたい方はこの記事内の診断ツールで確認してみてください。
4月生まれの月支「辰」の傾向
四柱推命では、生年月日を年柱・月柱・日柱・時柱の4本の柱に分けて読みます。このうち月柱の十二支にあたる部分を「月支」と呼びます。4月生まれの多くは月支「辰(たつ)」にあたります。
辰と聞くと「辰年」のような生まれ年の干支を思い浮かべる方が多いと思いますが、ここで扱う辰は生まれた年ではなく生まれた月を12種類に分けたものである点に注意してください。同じ辰という字でも、年の干支と月の干支はまったく別の情報です。
月支は、二十四節気のうち「節」にあたる12個の切り替わり日(節入り)で決まります。辰月の始まりは「清明(せいめい)」で、例年4月4日から5日ごろにあたります。清明は「万物がすがすがしく明るく美しい時期」という意味を持つ節気です。国立天文台暦計算室の暦要項で確認できる近年の清明の日時は次のとおりです。
- 2024年:4月4日16時2分
- 2025年:4月4日21時49分
- 2026年:4月5日3時40分
- 2027年:4月5日9時17分
この表からわかるとおり、清明は4月4日になる年と5日になる年があります。そのため、4月1日から4日ごろに生まれた方は、前の月支「卯(う、3月上旬の啓蟄から続く月支)」にまだ当てはまっている年があるということになります。
辰月は清明から始まり、次の節気「立夏(りっか、例年5月5〜6日ごろ)」の前日まで続きます。ご自身の生まれた年に正確にどちらの月支にあたるかは、生年月日から自動計算する命式ジェネレーターで確認できます。
「清明」という言葉は、お茶の名前(清明茶)などでも使われることがあるので、聞き覚えがある方もいるかもしれません。4月上旬生まれの方は、桜の便りと一緒に月支の切り替わりも意識してみると面白いと思います。
辰(たつ)は、十二支の中で唯一の空想上の生き物であり、カリスマ性やスケールの大きさの象徴とされてきました。夢や理想を追いかけるエネルギッシュな行動力があり、周囲を惹きつける存在感を持つという見方があります。プライドの高さゆえに人に頭を下げるのが苦手な面もあると言われますが、その自信が新しいことに挑戦する原動力になっているとも言えそうです。
辰月は二十四節気でいう清明から立夏の前日までの期間にあたり、田畑を潤す春の雨が降るとされる中気「穀雨(こくう)」も例年4月20日ごろにこの期間の中で迎えます。穀物の成長を助ける恵みの雨に重ねて、辰月生まれには物事を大きく育てるスケール感のイメージが語られることがあるようです。
四柱推命は流派によって、月支の区切り方や十二支ごとの解釈に違いがあります。本記事は国立天文台の暦要項にもとづく節入り時刻を基準にした、一般的な考え方のひとつとして紹介しています。
4月生まれの星座(牡羊座・牡牛座)
4月生まれは、西洋占星術の12星座のうち「牡羊座」と「牡牛座」の2つにまたがります。4月1日から19日ごろまでが牡羊座、4月20日ごろから30日までが牡牛座という区分が一般的です。ただし太陽が星座の境界を通過する瞬間の時刻は年によって前後するため、4月20日という日付を固定した境界として決めつけることはできません。誕生日が境界付近の方は、年によって隣の星座になっている可能性があります。
牡羊座は、行動力があり新しいことに真っ先に挑戦する情熱的な星座とされています。牡牛座は、五感が鋭く心地よいものやペースを大切にする星座とされています。それぞれの星座のより詳しい傾向や、今週の運勢の目安は毎週更新の星座ランキングであわせて確認できます。
月支と星座は、どちらも生まれた時期をもとにした分類ですが、成り立ちはまったく違います。月支は中国発祥の暦法である二十四節気を基準にした東洋の考え方で、星座は太陽の通り道を12等分した西洋占星術の考え方です。同じ4月生まれでも、東洋と西洋それぞれの視点で違う切り口の傾向が語られている、という理解をしておくと、複数の占いの結果が食い違っても混乱しにくくなります。
4月の誕生石・誕生花
誕生石は宝石業界の卸売事業者でつくる全国宝石卸商協同組合が基準を定めており、業界団体によって基準が分かれていましたが、2021年12月に同組合が63年ぶりに一覧を改定し、それまでの19種類に10種類を加えた29種類に統一されました。誕生花は運営団体によって選び方が異なり統一された公式基準はないため、本記事では花キューピット(一般社団法人JFTD)が案内する月ごとの花を基準にしています。
- 誕生石:ダイヤモンド、モルガナイト(後者は2021年12月改定で追加)
- 誕生花:アルストロメリア(花キューピット/花言葉「未来への憧れ」「エキゾチック」「持続」)
ダイヤモンドは硬度がもっとも高い鉱物として知られ、和名は「金剛石(こんごうせき)」と呼ばれます。モルガナイトは淡いピンク色が特徴の宝石で、2021年の改定で新たに加わりました。アルストロメリアは南米原産の花で、花びらの中央にある斑点模様が特徴とされています。誕生石・誕生花はいずれも「効果を保証する」ものではなく、贈り物やお守りとして楽しむ範囲の情報としてご覧ください。
生まれ年で変わるもの|日柱の干支をチェック
ここまで紹介した月支「辰」や星座は、生まれた月・日から決まる情報です。一方で、四柱推命でもっとも重視されるとされる「日柱」の干支は、同じ4月生まれでも生まれた年・日によって60種類のいずれかに変わります。干支は十干10種類と十二支12種類の組み合わせのうち実際に成立する60通りを、暦の上で毎日1つずつ順番に割り当てたものです。そのため60日に1度、同じ干支の日が巡ってくる計算になります。
日柱をもとにすると、当サイト独自の12種類の動物タイプや、60干支のうち13種類とされる「異常干支」に当てはまるかどうかも分かります。下の診断で、自分の生年月日を入力して確認してみましょう。
生年月日を入力するだけで、日柱の干支・動物タイプ・異常干支に当てはまるかどうか・星座の4つをその場で確認できます。動物タイプの分類は四柱推命の十二運星をもとにした当サイト独自の診断です。また、日柱が60干支のうち13種類とされる少数派にあたるかどうかは異常干支の解説記事で詳しく解説しています。4月生まれの中でも、日柱は一人ひとり違うという点をぜひ確認してみてください。
よくある質問
4月1日から4日生まれは月支「卯」になりますか?
生まれた年によって違います。清明を迎える日時は年によって4月4日か5日かに分かれるため、同じ4月1日から4日生まれでも、生まれた年によって月支「辰」にあたる場合と「卯」にあたる場合があります。正確な判定は、生年月日を入力する命式ジェネレーターでの確認をおすすめします。
清明とはどういう意味ですか?
清明は「すべてのものが清らかで生き生きとしている」という意味を持つ二十四節気のひとつです。桜が満開を迎え、若葉が芽吹き始める時期にあたり、沖縄では先祖供養の行事「清明祭(シーミー)」が行われる時期としても知られています。4月生まれの月支「辰」は、この清明を境に始まります。
星座はいつも4月20日で切り替わりますか?
いいえ、固定された日付ではありません。太陽が牡羊座から牡牛座の位置へ移る瞬間の時刻は年によって前後するため、4月19日や21日に切り替わる年もあります。誕生日が4月19日から21日ごろの方は、生まれた年の正確な星座を調べておくと安心です。
誕生石や誕生花は他のサイトと違うことがありますか?
はい、あり得ます。誕生石は2021年12月の全国宝石卸商協同組合による改定以降も、旧来の一覧を使い続けているサイトがあります。誕生花にいたっては業界で統一された基準そのものが存在せず、運営団体によって紹介する花が違います。本記事は誕生石を全国宝石卸商協同組合の改定リスト、誕生花を花キューピットの案内にそろえて紹介しています。
他の月の生まれ性格・運勢
誕生月ごとの月支・星座・誕生石花のハブ記事は、下の12ヶ月から選べます。
2月寅(立春〜)
3月卯(啓蟄〜)
4月辰(清明〜)このページ
5月巳(立夏〜)
6月午(芒種〜)
7月未(小暑〜)
8月申(立秋〜)
9月酉(白露〜)
10月戌(寒露〜)
11月亥(立冬〜)
12月子(大雪〜)
まとめ
4月生まれは、月支でいうと「辰」にあたる方が多く、カリスマ性やスケールの大きさの象徴として語られてきた干支です。ただし月初の数日間は前月の月支「卯」にあたる年もあり、清明の日にちが年によってずれるのと同じ理由で境界が動きます。星座も牡羊座・牡牛座の2つにまたがるため、断定はできません。誕生石はダイヤモンド・モルガナイト、誕生花はアルストロメリアが紹介されています。
東洋の月支と西洋の星座、それぞれ成り立ちの違う2つの切り口を知っておくと、占いの結果が食い違ったときにも落ち着いて受け止められるはずです。生まれ年によって変わる日柱の干支・動物タイプ・異常干支については、記事内の診断ツールでぜひ確認してみてください。

コメント